睡眠ワンポイント
なかなか寝付けない、寝かせてもすぐに起きてしまう、そんなときに役立つかもしれないちょっとしたアドバイスを掲載しています。一口に「寝れない」と言っても理由は様々。色々試してみてくださいね。
試してみたけど…というときには子育て支援担当係(757-2566)までご連絡ください。
寝る前チェックポイント
★寝る直前までテレビやスマートホンなどの刺激が強いものに触れていませんか?
→幼いころからスマートホンに触れることが増えてきましたが、そういった媒体で動画などをみることによって脳が興奮状態になってしまいます。脳が興奮状態だと、ほかの環境をどれだけ整えても眠りにくくなってしまいます。
1時間前にはやめて、入浴したり、体をなでてあげたりと、ゆったり親子で関わる時間にすると安心して眠りやすくなるでしょう。
★寝る直前まで部屋の電気が明るくありませんか?
→1つ目のチェックポイントと同じで、白くて眩しい光は刺激になってしまいます。
調光付きの電気であれば少し段階を下げたり、暖色の電球に変えるだけでも眩しさを抑えることができます。
★『入眠儀式』をしていますか?
→『入眠儀式』と聞くと堅苦しい感じがしますが、寝る前の『決まり事』のことです。
寝る直前に絵本を読む、軽くマッサージをする、子守唄を歌うなど、これをしたら眠るという習慣をつけると、安心して眠る気持ちを作りやすくなります。
寝る環境チェックリスト
★部屋の温度、湿度は適切ですか?
→睡眠時の適切な温度は夏場は25から28℃、冬は20から25℃、湿度については通年50%~60%程度といわれています。
夏場の暑さは大敵ですが、扇風機などの風が直接当たって冷えすぎていないかも気を付けましょう。また、適宜除湿できるとなお良いです。
冬場は着せすぎて熱くなることもあるので、背中に手を入れて汗がじっとりしているようなときには、1枚減らしてあげましょう。布団を蹴って寒がる場合は、着る毛布などを着用するといいでしょう。空気が乾燥しているときには洗濯物を干す、濡らしたタオルをかけるなど加湿を心がけましょう。
★寝室は明るすぎませんか?暗すぎませんか?
→昼寝の場合はカーテンを閉め、薄暗くしてあげましょう。夜寝る場合は暗すぎも怖がることがあります。遮光ではないカーテンにすると朝日でスッキリ起きられることも。子どもの目に直接眩しくないように、低い位置に小さなライトがあると、何かあった時に子どもの世話もしやすく便利です。
★気になる大きな音で起きることはありませんか?
→近くの部屋のテレビの音や、スマートホンの音、時計や洗濯機などの音などは極力減らしてあげましょう。しかし、無音で寝始めると、寝かしつけて部屋から出ていく音や足音などの小さな音でも気になってしまうことも。オルゴールや換気扇の音、子守唄など騒音にはならない音をあらかじめ流しておくと生活音が気になりにくくなります。
夜泣きワンポイント
★夜泣きは成長過程のひとつで、いつかは卒業するものです。とはいえ、夜泣きが毎日続くのは大変ですよね。夜泣きの原因は脳の成長過程と関連があるのではと考えられています。月齢によっての違いや対応方法もあるので、夜泣きが続き困っている時は、各区の健やか推進係(北区:757-1181)の保健師に相談してみると良いでしょう。
★一歳過ぎから活動に必要な日常的な記憶力が増し、日中、楽しく遊んだ記憶を睡眠の間に整理するようになります。そのため、寝言や夜泣きが増えることがあります。
寝ぼけたまま泣いている様子のときには、名前を呼んだり、抱きしめたりして一度起こし、安心させてから寝かせてあげましょう。言葉が増えて、自分の気持ちを伝えられるようになると夜泣きは自然と消えることが多いです。
睡眠時の注意点について
元気な赤ちゃんや子どもが、眠っている間に窒息等で突然亡くなってしまうこともあります。乳幼児突然死症候群(SIDS)など原因不明なものもありますが、以下のように予防策を行うと防げることがあるかもしれません。
発生率は非常に低いので、過度に心配することはありませんが注意しておくと良いでしょう。
★1歳になるまでは、仰向けに寝かせる
★たばこをやめる
★やわらかい寝具を使用しない
★部屋を暖めすぎない
★授乳をしている期間は飲酒しない
- この記事に関するお問い合わせ先
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札幌市北区保健福祉部健康・子ども課子育て支援担当係
〒001-0025 札幌市北区北25条西6丁目1-1保健センター1階
電話番号:011-757-2566- ファクス番号:011-756-0874
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更新日:2021年09月16日