イヤイヤ期との付き合い方

 お子さんのイヤイヤ期が始まり、どう対応したらよいか悩んでしまうこともあるかと思います。ここでは、お子さんのイヤイヤ期とどう付き合っていくか、どういう対応をしたらよいのかをご紹介します。

 

 

自我の芽生え

 自分がしたいことや意思がはっきりしてくると、明確に「〇〇がしたい」「今、△△するのはいやだ」と訴えられるようになってきます。

 

そのような場合は

★気持ちを受け止めてそれを伝える

★クールダウンさせる(場所を変えてみる など)

★その先にある楽しい見通しを伝える

上記のようにかかわっていくと、「わかってくれているんだ」「なんだかやってみてもいいかもしれない」と子どもの気持ちを切り替えることができるかもしれません。

 

自立心の芽生え

2歳ごろになると自立心が芽生え、「自分でやる!」と自分の意思でいろいろなことをやってみたいという気持ちがでてきて、大人の援助を嫌がることがあります。

 

そのような場合は

★意欲を認め、実際にやらせてみる

★出来ても出来なくても励まし、ほめる

(出来たところまでをほめる)

★生活習慣や生活リズムを作る

★ルールを目に見える形でしめす

(時計の長い針がどこになるまで など)

★選択肢を与える

(パジャマを上から着るか、ズボンから着るか、など、どちらを選んでもよいもの)

上記のようにかかわっていくと、「自分でやった」という達成感を味わいながら、自分のやるところと大人に頼むところを上手に分けていくことができるかもしれません。

surippa

 

「出来たら褒める」を忘れない

 「イヤイヤ」をしたとしても、最終的に目標を達成できた時にはしっかりと褒めてあげてください。

その繰り返しの中で「やればできる」と子どもに自信がつき、自己肯定感が育っていきます。

すると、相手の期待通りに行動できたことが嬉しいと感じたり、もし、したくないことがあっても気持ちの出し方が変わってきたりします。

 

 イヤイヤ期を乗り越えながら少しずつ意思の疎通ができるようになっていきます。

意思の疎通がスムーズになれば自然と「イヤイヤ」は減っていきますよ。

otokonoko

この記事に関するお問い合わせ先

札幌市北区保健福祉部健康・子ども課子育て支援担当係
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更新日:2021年03月23日