先天性トキソプラズマ症

 トキソプラズマ症は、トキソプラズマという原虫によって引き起こされる感染症です。
 健康な人が感染しても多くは無症状で経過しますが、妊娠中の方がトキソプラズマに初めて感染した場合、トキソプラズマが胎盤を通過して、おなかの中の赤ちゃんに感染するおそれがあります。
 これが先天性トキソプラズマ症で、主な症状は、水頭症や視力障がいなどです。
 トキソプラズマは、ヒトを含む温血動物(鳥類、哺乳類)に広く感染します。ネコ科の動物は、トキソプラズマの宿主として知られていて、トキソプラズマ症の主な感染源と考えられています。
 

トキソプラズマから赤ちゃんを守るために

生や加熱不十分な食肉を食べないようにしましょう

リスクの高い食材は、豚、羊、山羊の生又は加熱不十分な肉と山羊の生乳等といわれています。
生や加熱不十分な食肉には、腸管出血性大腸菌など他の食中毒のリスクもあるため、妊娠中の方やその可能性のある方はもちろん、お子さまやご家族も含め、生や加熱不十分な食肉を食べないようにしましょう。(豚肉や、牛・豚のレバーは、すべて加熱用です。)

消毒処理のされていない井戸水、わき水などの摂取は避けましょう。
土いじりやネコの糞に触れることが感染源として考えられます。

詳細は以下のリンクをご参照ください。

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問合せ先

札幌市保健所食の安全推進課 
札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階
電話番号:011-622-5170
ファクス番号:011-622-5177
 

更新日:2021年09月17日