食育の取組事例(北海道産食材紹介)

北海道産食材紹介

札幌市の保育園では、札幌市食育推進計画に基づき、北海道産食材を使った給食の提供に努め、地産池消の普及・啓発を行っています。

そこで、札幌市立認定こども園にじいろで実施している、地産池消の取り組みをご紹介します。

認定こども園にじいろの地産地消のお知らせコーナーは、園児や保護者、地域の皆さんに見てもらえるように玄関に設置しています。
その日の給食で使用した北海道産の野菜・果物をわかりやすくお知らせしています。
野菜や果物のイラストを北海道地図上の産地の場所に貼り、北海道のどのあたりで採れたか、一目でわかるように掲示しています。 

玄関の様子

ここに掲示しています

お知らせコーナー

お知らせコーナーの様子

10月頃から道産の食材が豊富になり、写真のように北海道型の台紙がカラフルになってきます。
この日のメニュー「鮭のチャンチャン焼き、みそ汁 (じゃが芋・しめじ)、ブロッコリー、ぶどう」の食材は、ほとんどが北海道産でした。ブロッコリーは、札幌で生産された新鮮・安心・良質な農畜産物とその 加工品のブランドである「さっぽろとれたてっこ」にも認証されています。

鮭のチャンチャン焼き

鮭のチャンチャン焼き

栄養士が子どもたちに北海道で収穫された野菜や果物の産地を伝えると、知っている市町村名だと
「行ったことがある」
「いとこがいる」
などと反応が返ってきます。
「じゃが芋、園庭でも作ったね、どっちがおいしいかな」
「〇〇産のぶどうはおいしそうだね」
など保育者も加わり話しが広がっていきます。
産地がイメージしにくいような時は「帰る時にお母さんやお父さんに玄関にある地産地消コーナーで教えてもらってね」と伝え、お迎えの時の親子の話題にしてもらえるよう働きかけています。

栄養士が「地産地消コーナー」準備中に産地の位置を地図で探していると、たまたま通りかかった保護者から教えてもらうこともあります。
このような話のきっかけから栄養相談につながることもあります。

この記事に関するお問い合わせ先

札幌市子ども未来局子育て支援部保育推進課栄養指導担当係
〒060-0051 札幌市中央区南1条東1丁目 大通バスセンタービル1号館3階
電話番号:011-211-2985
ファクス番号:011-231-6221
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更新日:2017年04月12日