食育の取組事例(アスパラガス)

地産地消~アスパラガス

札幌市美園保育園の取り組みを紹介します。

北海道のアスパラは、春野菜の代名詞と言っても過言ではありません。
旬の野菜を取り入れ、地産地消を推進することから、保育園では、5~6月の給食メニューにアスパラが登場します。
保育士は、「新鮮で美味しそう!」と子ども達に勧めてみるのですが、独特の青臭さを苦手に感じるのか、残してしまう子どもがいました。

お皿からはみ出たアスパラ

そこで、給食調理員さんと相談して、年長児年中児には、カットせずに、長いままのアスパラを一本、どーんと食卓に登場させました。

皿からはみ出したアスパラを見て子ども達は、びっくり‼

今日だけは、ダイナミックに手でつかんで食べてOK!

穂先から食べる子

穂先から食べる子

根元から食べる子

根元から食べる子

真ん中から食べる子

真ん中から食べる子

すると、あ~ら不思議、ムシャムシャ、バクバクと大きな口で食べる友だちに影響されて、いつもは、野菜が苦手な子どもも食べ始めました。

アスパラを食べる子どもたち1
アスパラを食べる子どもたち2

この日は、みんな綺麗に食べて、残菜は、ゼロでした。

空っぽになった食器
アスパラを描く様子

後日、アスパラの観察画を描きました。

実際に触れたり、匂いを嗅いだりしたアスパラは、ダイナミックに食べた経験もあって、どの子も大きく、のびのびと描いていました。

アスパラの画

年中児(4歳児)作品

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更新日:2017年04月12日