食育の取組事例(収穫祭)

収穫祭

札幌市東区保育・子育て支援センターでは、子ども達が種や苗を植えて大切に育てた野菜が立派に育ち、収穫祭に向けて、玉葱、人参、じゃが芋を収穫しました。

計ってみると、玉葱は1.4kg、人参は2.3kgでしたが、じゃが芋はなんと10kg以上も収穫できました。

収穫祭で調理する前に、たくさんの自然の恵みに感謝の気持ちを込めて、十五夜のお月見飾りとして玄関にお供えしました。

人参の収穫
玉ねぎの収穫

10月6日の収穫祭では、みんなで収穫した野菜を使ってカレーを作りました。

収穫祭に向けて、各クラスでカレーに入れる『かくし味』をみんなで決めました。
5歳児のひまわり組は『生クリーム、粉チーズ、バター』、
4歳児のこすもす組は『りんご、はちみつ、にんにく、コーン』、
3歳児のちゅうりっぷ組は『りんご、ケチャップ、バナナ』です。

さあ、どんな味のカレーができるでしょう。

 

収穫祭当日は各クラスで調理です。

人参の型抜き

2歳児のこいぬ組は、人参の型抜きをしました。
人参はとても固いので、事前に給食室で茹でたものを使いました。
軟らかくなっていたので、1人でもこんなに上手にできました。

型抜きした人参

3~5歳児は野菜の下ごしらえです。
まずはみんなでたらいを囲んで、野菜をきれいに洗います。
じゃが芋はペットボトルのふたで皮をむくので、小さい子どもでも安全です。

野菜を洗う
じゃが芋の皮むき

そしていよいよ、野菜を切ります。
子ども達は、保育士やボランティアの方に手伝ってもらいながら恐る恐る包丁を握ったり、左手を「猫の手」にして上手に切ったりと様々です。

人参を切る
ねこの手でじゃが芋を切る
玉ねぎが目にしみる

玉葱はバラバラにしてはさみで切りました。
玉葱の匂いが目にしみて、ちょっぴり涙が出ました。

あいにくのお天気で、園庭にかまどを作ることができず、加熱調理は給食室で行いました。

みんなで協力して下ごしらえをした野菜をクラスで選んだかくし味を入れるところは、給食室の食育窓から覗き
「おいしく作ってね」
と調理員にお願いました。

美味しく出来た

この日はホールに集まって会食です。

まずは友だちと一緒に育てた野菜を使って、みんなで力を合わせて作った自分のクラスのカレーを食べて
「おいしい!!」
と満足気な子ども達。

そのあとは他のクラスのカレーも食べて味くらべをしていました。

どのクラスのカレーもかくし味が効いていて、味の違いが楽しめたようです。

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更新日:2017年04月12日