パパと子ども 初めてのおでかけ体験記 ~札幌ドームでサッカー観戦~
子どもとの初めてのおでかけ!パパが大好きなサッカー観戦へ
あっという間に成長する我が子との大切な時間をパパにもたくさん楽しんでもらいたい!そんな想いから、初めて親子二人でおでかけするパパに密着取材し、子どもとおでかけする際の参考にしていただけるよう、パパが気付いたポイントなどをお伝えします。
初めての親子二人きりのおでかけ先は札幌ドーム!パパが大ファンの北海道コンサドーレ札幌を、親子二人で応援しに行きます。
りょうまくんパパ、りょうまくん(0歳11か月)
パパ、ママ、娘(4歳)、りょうまくんの4人家族です。今回は、ママと娘はお留守番です。
これまで札幌ドームに北海道コンサドーレ札幌の試合を家族みんなで観に来たことはありますが、息子と二人きりでおでかけするのは今回が初めてです。息子は今ボール遊びが大好きなので、私が大好きなサッカーやコンサドーレを、今のうちから息子にも好きになってもらって、これから一緒に楽しむことができれば嬉しいですね。初の試みに緊張はしていますが、私自身も試合を楽しみたいです!
事前に子どもの生活パターンを把握
初めての二人きりのおでかけが成功するように、ママとしっかりと作戦会議をしました。
1.午前中にしっかりお昼寝させる
りょうまくんがご機嫌で過ごせるように、車での移動中にお昼寝時間を確保。
2.普段の生活スケジュールを把握
ごはん・お昼寝・おやつ時間を把握して、同じようなペースで過ごす。
3.試合前&ハーフタイムにおむつ交換
試合中に慌てないよう、試合前とハーフタイムはおむつ交換でスッキリ。
4.お気に入りおもちゃは必須
試合中は基本的に椅子に座りっぱなしなので、飽きてしまった時用のおもちゃを用意。
5.ぐずり対策のおやつ準備
ママのアドバイスで、ぐずった時用のおやつを準備。
いざパパと子ども二人だけのおでかけスタート!
札幌ドームまで車で向かいます。自宅を出発し、車の中で、りょうまくんがお気に入りのおもちゃで遊びながら眠りについた後は、お昼寝時間を調整するために、いつもより少し長めにドライブ。車で移動する間にお昼寝タイムを確保できたおかげで、札幌ドームについたときには、りょうまくんもご機嫌の好スタート!
11:30 札幌ドームに到着
12:15 いよいよ入場
駐車場から近い南ゲートから入場。地下鉄に近い北ゲートと比べて混雑しないため、駐車場を利用する場合や子連れファミリーにはおすすめ。コードタイプの電子チケットを利用すれば、チケットを忘れる心配もなく、子どもを抱っこしながらでもスムーズに入場できます。
12:40 ごはんタイム&おむつ交換
事前にママと打ち合わせたとおり、普段と同じような時間に、りょうまくんのごはんタイムを設定。
食べることが好きなりょうまくんは、あっという間にママが用意してくれた離乳食を完食。試合前にはおむつ交換をして観戦準備もバッチリ!
14:00 試合開始
「コンサドーレ劇場シート」はピッチまでの距離が近いため、スタジアムでしか味わえない迫力を堪能でき、正面(メイン)側なので試合や大型ビジョンが見やすいのもポイント。ベンチ裏でウォーミングアップしている選手の様子も手に取るようにわかります。また、チケットを購入時に好きな席を指定することができ、授乳室やエレベーター、ベビーカー置き場にも近いため、小さな子連れファミリーにもおすすめ。
16:00 試合終了 北海道コンサドーレ札幌の大勝利でした!
試合中のりょうまくんの様子
年齢的にまだ試合を見るというところまではいかないものの、周りのサポーターの応援に合わせて拍手をしたり、タオルを掲げて盛り上がるシーンでは、楽しそうに声をあげたりしていたそう。
基本的には、パパの膝の上に座って観戦、ぐずった時にはおやつを食べて過ごしました。試合終了1 時間前くらいから、パパの膝の上でお昼寝タイムに入りました。
パパの感想
子育ては夫婦間のコミュニケーションや情報共有が大切
息子と二人きりでも意外と大丈夫だということがわかり、また一緒にサッカー観戦をしたいと思いました。
上の娘はママっ子で、息子と同じくらいの頃は二人でおでかけは難しいと諦めていたので、とても嬉しいです。
職場の同僚と観戦する時はゴール裏ゾーンのコンサドーレ(赤黒)熱狂エリア、家族で来る時は端の方の席でゆったり応援しているので、今回のコンサドーレ劇場シートは初めてでしたが、試合が見やすく、息子と二人でも十分楽しむことができました。
また、息子の普段のお昼寝や食事の時間のスケジュール、ぐずった時の対応など、事前にママと作戦を立てたのがよかったと思います。
子育ては夫婦間のコミュニケーションや情報共有が重要だと改めて感じました。
ママの感想
ママは上のお姉ちゃんと久しぶりに二人きりで過ごしました
最初は「パパと息子の二人きりで本当に大丈夫かな」と心配していましたが、途中でパパが写真を送ってくれたので、順調で安心しました!
私も娘と一緒に映画を観に行ったり、遊具がある屋内施設で遊んだり、娘の髪の毛を切りにも行けて、娘との時間を有意義に過ごすことができました。
もともと娘はママっ子なのですが、最近は私と二人きりの機会がなかったので喜んでいました。
Q&A!札幌ドームで親子観戦、こんな時どうする?
Q.まだ赤ちゃんだけど試合観戦に連れて行っても大丈夫?
もちろんOK!子連れでサッカー観戦を楽しむ家族もいるのでご安心を。
札幌ドームは全天候型で気温も一定なため、屋外と比べて赤ちゃんが快適に過ごせるのも魅力。
Q.札幌ドームのアクセスは?
最寄駅は地下鉄東豊線「福住」駅。駅から徒歩で約10 分で到着。
また、地下鉄南北線「平岸」「真駒内」駅、地下鉄東西線「南郷18 丁目」駅、JR「白石」駅からは便利なシャトルバスも運行。
Q.駐車場はあるの?
札幌ドーム専用の駐車場有。駐車券の事前購入が必要。
Q.ベビーカーでも行ける?
地下鉄東豊線福住駅のホームから札幌ドーム内まで、すべてエレベーターが完備されているため、ベビーカーや車椅子でも来場OK。
地下鉄東豊線福住駅構内では「札幌ドーム」の表示を進み、札幌ドーム敷地内では車椅子マークを目印にすると迷うことなくエレベーターに到着。
また、ドーム内にはベビーカー専用の置き場があるので、試合観戦中もベビーカーが荷物にならずに試合を楽しむことが可能。
Q.チケットは何歳から必要?
基本的には4 歳から。膝上での観戦が難しい場合は、3 歳以下でもチケットが必要。チケットはインターネットで購入が可能。
Q.子連れにおすすめの席は?
今回の「コンサドーレ劇場シート」は事前に好きな席を指定でき、授乳室・エレベーター・ベビーカー置き場が近いため、子連れファミリーにおすすめ。
できるだけ通路に近く、子どもがぐずったりしてもすぐに移動できるよう列の端の席を選ぶのがコツ。子どもを抱っこしたまま荷物を持って階段を登るのは大変なので、通路より1.2 段くらい下の席だと安心。
札幌ドームの席種や価格について詳しくは北海道コンサドーレ札幌公式ページ(外部ページが開きます)でご確認ください。
Q.赤ちゃん用のミルクやおむつ交換はどうしたらいい?
1 階コンコース内の授乳室はおむつ交換台と浄水器・温水器付シンクを設置している男女兼用スペースと女性専用スペースが分かれているので、パパも気兼ねなく使えて安心。
1階から3 階まで、各階にある多目的トイレ内にもおむつ替え用のベビーシートを設置しているほか、男女兼用のベビーキープ付トイレ、1 階コンコース内に幼児用トイレも完備。
Q.もし子どもが途中でぐずってしまったら?
3 階には、2 歳以下のお子様専用の「ベビーコーナー」や、3 歳から小学4 年生までが遊べるキッズパークがあるので、子どもが飽きてしまっても大丈夫!
ベビーコーナーでは、靴を脱いで赤ちゃんが自由にハイハイできるスペースがあり、絵本やおもちゃなどを用意。
キッズパークの遊具内での飲食は禁止、ベビーコーナー内は赤ちゃん用のミルクのみOK。
また、授乳室をはじめ、ドーム内にはあらゆる場所に大型ビジョンやモニターを設置しているため、席にいなくても試合中継を見ることができる。
Q.赤ちゃん用のお菓子や飲み物は持ち込みできる?
赤ちゃん用の飲食物に限り、持ち込みが可能。
ただし、危険防止などの観点からビン・カン・ペットボトルの持ち込みはNG なので、水筒やマグに移し替えるか、紙パックで用意するのがおすすめ。
Q.パパと子どものお出かけにおすすめの持ち物は?
りょうまくんパパの実際の荷物はこちら。
- 子どものごはん、紙パックの飲み物、おやつ
- 食事用エプロン(スタイ)
- おむつ交換用グッズ
- ウェットティッシュ
- 抱っこ紐
- 着替え一式
- お気に入りのおもちゃ
年齢やその子によっても必要なものが変わるので、あらかじめママとよく相談するのがポイント。
Q.観戦中の大人の飲食物は?
札幌ドームに場内飲食売店あり。混雑を避けて事前に購入しておくのがおすすめ。
Q.観戦中にパパがトイレに行きたくなってしまったら?
ベビーカーごと入れる男女兼用の多目的トイレやベビーキープ付のトイレ有。
ハーフタイムや試合終了後などは混雑するので、そういったピークタイムを避け、5~10 分前に行動するとスムーズ。
Q.試合後に帰るタイミングはどうしたらいい?
試合終了後は混み合うため、常に5 ~10 分前を意識して行動するのがおすすめ。
りょうまくんパパは、家族で観戦する際は、混雑を避けるため、試合後の選手のインタビュー前に帰るようにしているのだそう。
Q.札幌ドーム内で困ったことがあったら?
もし会場内で何か困ったときには、場内スタッフ(ビブスを着ているスタッフ)または、クラブコンサドーレブース(北ゲート1 横)に声をかけて。
編集後記
パパと子ども二人きりの初めてのおでかけは、りょうまくんの生活パターンをしっかり把握していたことが成功の秘訣に感じました。りょうまくんパパがおっしゃっているように、子育ては夫婦間のコミュニケーションや情報共有が大切なんですね!
パパとお子さん二人きりのおでかけ作戦が成功してよかったです!りょうまくんもパパと新しい景色が見られたのではないでしょうか。
りょうまくんパパ、りょうまくん、ママ、お姉さん、ご協力ありがとうございました。
この内容は、取材当時(令和2年11月)のものです。おでかけの際は、各施設に最新情報をご確認ください。
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札幌市子ども未来局子育て支援部子育て支援推進担当課子育て支援企画係
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更新日:2021年03月19日