地域とのつながり

第１部では、発寒地区子育てサロン「なかよし川沿サロン」「にこにこ広場」での水遊びや夏祭りと、山の手地区子育てサロン「山の手うっき・き」で行った公園での子育てサロン開催について実践発表があり、さらに、その他各子育てサロンの取り組み（体操、キッズジャングルジム、小中学生との交流など）の紹介を行いました。講師の川田先生から、お祭りなどの非日常空間を親子で楽しむことの価値、公園や室内で体を使って遊ぶ大切さ、小中学生が乳幼児と関わることの意義などを高く評価いただきました。

第２部の講演では、人類が子育てをするには人の助けが必要であることや、親子には家庭や職場、学校以外のできるだけ縛りのない第３の居場所が必要とされていることなど、親子のより所としての、地域の子育てサロンの意義が話され、地域活動の必要性を再確認しました。子どもが自己肯定感を持てるように、小さい時に小さい失敗をたくさん経験し、学習して成功体験をすることが自己肯定感に繋がっていくため、大人は先回りをせずに見守る姿勢が大切というお話がありました。