Q.　人見知りや場所見知りが激しいです。どうしたら慣れますか？

人見知りは、まず安心できる人がいることが前提になりますので、人見知りをするようになったということは特定の人（お母さん、お父さんなどです）と安心できる関係（心の絆）ができているという証拠で、お子さんの成長の証です。

無理に慣れさせようとせず、お子さんが安心できるように、お母さんやお父さんが必ずそばにつき声をかけたり抱きしめたりしてあげるとよいでしょう。
「一緒にいるから大丈夫だよ」とお子さんの気持ちを受け止めるような言葉をかけてあげると、安心でき落ち着いて過ごすことができるかもしれません。

人見知りや場所見知りをしたときに、お子さんの泣き声が大きかったり、泣く時間が長く続いたりすることもあると思います。周りへの配慮から「早く泣き止ませなければならない！」と思い焦って関わると、逆効果だったりします。大半が一過性のものでいずれ落ち着きますので、おおらかに対応すると、その気持ちがお子さんに伝わってフッと落ち着いたりもしますよ。

お父さん、お母さんが泣いているお子さんを連れ困っていたら、「お互い様ですよ。いっぱい泣いて元気ですね～」などと優しい声をかけあえる子育てしやすい社会にしていきたいですね。