咳は、のどや気管支の粘膜についてウイルスや細菌、埃などを体外に出そうとして起こる反応です。

咳が出た時のケア

・寝ている時に咳が出る場合は、クッションやかけ布団などを丸めて背中に入れ、上半身を高くすると楽になります。動いて咳がひどくなる時は、安静に過ごします。

・部屋の換気、湿度、温度の調節を行い、特に乾燥には注意をしましょう。(加湿器を使用する、部屋に洗濯物を干すなど)

・咳き込んだり、痰がからむときは前かがみの姿勢をとらせて背中をさすったり、軽くたたいたり(タッピング)すると効果があります。また、水分を多く取ると、痰がやわらかくなり出しやすくなります。

・咳が落ち着いている時に、少量ずつ、こまめに水分を補給しましょう。

・食事は刺激の少ないものにしましょう。

 

【受診のめやす】

・ゼイゼイ音、ヒューヒュー音がして苦しそう

・発熱し、息づかいが荒くなった

・顔色が悪く、ぐったりしている

・水分が摂れない

・突然咳き込み、呼吸が苦しそうになった(異物誤嚥の可能性があります)

 

【咳を症状とする主な病気】

 感冒、気管支炎、肺炎、インフルエンザなど

この記事に関するお問い合わせ先

札幌市北区保健福祉部健康・子ども課子育て支援担当係
〒001-0025 札幌市北区北25条西6丁目1-1保健センター1階
電話番号:011-757-2566

更新日:2020年11月16日