Q.　夜、なかなか寝てくれません。

寝室の暗さや静かさはどのような状態でしょうか？寝室は静かでも、隣の部屋では大きな音でテレビがついている、こうこうと明かりが漏れてくる、他の家族が楽しそうに過ごしている声が聞こえてくるような状態では、気になってなかなか眠れないこともあるかもしれません。しっかりと眠りにつける環境を整えることが大切です。寝る少し前にはテレビなどを消し、静かな雰囲気を作ってみましょう。
寝室は間接照明を使うのも一つの手立てです。

一緒にいる大人自身もゆったりと接し、寝る前には、絵本を読む、音楽を聴くなど落ち着いて過ごし、入眠に向けて気持ちと体を落ち着かせるとよいでしょう。

また、一日の生活リズムを整えることを意識してみましょう。朝起きる時間を少し早めにし、朝日を浴びることで「早起き」のリズムがつきます。日中は思い切り体を動かし、寝る前は上記のように寝る部屋の環境を整えたり、関わり方を変えてみたりしてはいかがでしょうか。

子どもにとってベストな環境は、気温や体調によって変わります。室温を調整する、汗をかいていたら薄着にするなどして様子を見てみましょう。１日でうまくいかなくても、明日また考えようと気持ちを切り替えてくださいね。

「夜しかお父さんと関わる時間がもてない。だから寝るのが遅くなりがち…」というご家庭があるかもしれませんね。平日お父さんとの関わりが少ないときには、休日に一緒に遊び楽しく過ごすことでも十分お子さんとの関係は築けますよ。お子さんの生活リズムを一定に保つことを第一に考えましょう。

お子さんの年齢（月齢）による違いもありますし、体力や睡眠時間などについては個人差があります。どのような方法がお子さんにマッチングするのか、保健センターの保健師や各区保育・子育て支援センター（ちあふる）や認定こども園にじいろや各区こそだてインフォメーションの保育士に具体的にお子さんの様子を相談してみてください。